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  • MJX HYPER GO 14302レビュー|1/14は物足りない? 実際に買ってダートまで走らせてみた

    MJX HYPER GO 14302レビュー|1/14は物足りない? 実際に買ってダートまで走らせてみた

    ラジコンを再開してから、ずっと気になっていたことがありました。

    「1/10じゃなくて、もっと小さいラジコンってどうなんだろう?」

    昔の僕の感覚では、本格的なRCカーといえば1/10や1/12。小さいラジコンには、どうしても「おもちゃっぽい」という先入観がありました。

    せっかく大人になって、もう一度ラジコンを始める。それなら、ちゃんとした1/10を買ったほうが満足できるんじゃないか。

    実際、最初はそう思っていました。

    ところが、MJX HYPER GO 14302を買って走らせてみると、その見方はかなり変わりました。

    小さくて、軽くて、気軽に持ち出せる。それなのに、走らせると猛烈に速い。

    そしてダートへ持ち込んだら、楽しさだけではなく、1/14ならではの弱点にも出会うことになります。

    今回は、僕が初めて手にした1/14ラジコン、MJX HYPER GO 14302の購入から初走行、ダートで起きたステアリングトラブル、ダストカバー導入までの話です。

    MJX HYPER GO 14302のランチア・デルタボディ
    僕にとって初めての1/14ラジコン、MJX HYPER GO 14302。小さなランチア・デルタです。

    小さいランチア・デルタ。それだけでもかなり危険

    14302を見て最初に惹かれたのは、やっぱりこの姿でした。

    ランチア・デルタ。

    しかも、ただ「それっぽい」ボディではなく、正式にライセンスを受けたモデルです。角張ったシルエットと、いかにもラリーカーらしい佇まい。僕のような世代には、この時点ですでにかなり危険です。

    そして仕様を見てみると、「小さな完成済みラジコン」という言葉から想像していたものとは、だいぶ違いました。

    動力は、。駆動方式は、です。足まわりには、を装備。さらに、まで載っています。

    Amazonの商品説明では最高速度42km/h。

    こんなに小さいのに、42km/h?

    組み立て済みで送信機などがそろったなので、基本的にはバッテリーの充電や送信機用電池の用意をすれば走らせられます。

    調べるほどに、これは「小さいおもちゃ」ではなく、趣味のラジコンをそのまま凝縮した一台なんじゃないかと思えてきました。

    2026年6月20日、Amazonで購入

    結局、Amazonでポチりました。

    購入日は2026年6月20日。販売元はARRISHOBBYでした。

    MJX HYPER GO 14302のAmazon購入履歴
    2026年6月20日にAmazonで購入。販売元はARRISHOBBYでした。

    届くのを待つ間も、1/14というサイズへの不安は残っていました。

    1/10と比べれば、当然ながら小さい。止めて眺めたときの存在感や、実車らしい迫力なら、やっぱり1/10のほうが上ではないか。

    一方で、小さいからこその魅力もありそうでした。

    軽い。持ち運びやすい。そして完成済みなので、思い立ったときに遊びやすい。

    大人の趣味では、この「ちょっと走らせよう」が実行しやすいことは、思っている以上に大切です。仕事や家のことがある中で、準備が大がかりだと、遊ぶ前に腰が重くなってしまう。

    その点、1/14はなかなか都合のいいサイズに見えました。

    初めて走らせたら、先入観が吹き飛んだ

    実際に走らせてみると、「小さいから、おもちゃっぽいんじゃないか」という心配は、ほぼ吹き飛びました。

    速い。

    とにかく速い(笑)。

    小さな車体が一気に加速するので、体感速度がものすごい。最初はフルスロットルにするのをためらうほどでした。

    もちろん、ただ速いだけではありません。4WDで路面を蹴り、ステアリングとスロットルの操作に車体がきちんと応える。ジャイロの補正にも助けられながら、自分でラジコンを操っている感覚がしっかりあります。

    ライトを点けて走らせると、これがまた格好いい。

    止めてじっくり眺めれば、1/10のほうが存在感はあります。でも走り始めてしまうと、「1/14だから物足りない」とはほとんど感じませんでした。

    むしろ、小さなランチア・デルタが猛烈な勢いで走り回ること自体が、このマシンならではの面白さになっています。

    MJX HYPER GO 14302のリアまわり
    角張った後ろ姿もランチア・デルタらしい。走らせる前後に机の上で眺める時間も楽しい一台です。

    1/14には、1/10とは別の楽しさがある

    14302を買う前は、「どうせ買うなら1/10のほうがいいんじゃないか」と考えていました。

    でも、実際に所有してみると、そもそも単純に優劣をつけるものではないと分かります。

    1/10には、大きなボディの存在感や、実車らしいプロポーションがあります。

    一方の1/14には、小さくて軽く、気軽に持ち出せるのに、走らせると猛烈に速いという別の楽しさがある。

    これはスペック表を眺めていただけでは、いまひとつ実感できませんでした。14302を自分で走らせて、初めて分かったことです。

    もうひとつ嬉しかったのは、14302が完成品でありながら、壊れたら終わりのラジコンではなかったことでした。

    分解できる。タイヤや部品を交換できる。補修部品も用意されている。

    つまり、走らせるだけではなく、ちゃんと「いじって遊べるラジコン」なんです。

    昔ラジコンをやっていた人間にとって、これはかなり重要でした。

    そして僕は、このあと14302を何度も分解することになります(笑)。

    ダートへ持ち込むと、一気にラリーカーらしくなった

    14302はラリーカーです。

    そうなると、きれいな舗装路だけではなく、やっぱりダートを走らせてみたくなります。

    近所の公園のフラットダートへ持っていきました。

    小さな車体が砂の上を4WDで駆け回る。少し滑りながら向きを変え、姿勢を立て直して加速していく。その姿は、まさにラリーカーでした。

    「1/14、いいじゃん!」

    すっかり気をよくしていました。

    ところが、その最中に異変が起きます。

    突然、ステアリングが効かなくなった

    走行中、急にステアリングがまともに効かなくなりました。

    最初に頭をよぎったのは、「サーボが壊れた?」ということ。

    は、人間でいえば、ハンドルを回す腕のようなもの。ここに不具合が起きれば、当然、車は思うように曲がれません。

    ところが確認していくと、単純なサーボ故障ではなさそうです。

    仕方がないので車体を分解し、ステアリングまわりを順番に調べていきました。

    そして最後に見つけた原因が――

    小さな石。

    ダート走行中に入り込んだ小石が、ステアリング機構に噛み込んでいたのです。

    たったひとつの小石です。それでも、噛みどころが悪ければ操舵できなくなる。

    これは困りました。

    MJX 14302のステアリング付近に入り込んだ小石
    別角度から見たMJX 14302のステアリング付近の小石
    ステアリングまわりへ入り込んだ小石。小さな異物ひとつで操舵できなくなり、原因を探すために車体を確認しました。

    砂なら掃除すればいい。でも、小石で曲がれないのは困る

    ダートを走れば、車体が砂だらけになることは覚悟していました。

    砂が入るだけなら、走行後に掃除すればいい。

    でも、小石が機構に噛み込んでステアリングが効かなくなるとなると、話は別です。その場で走行を続けられませんし、今回は原因を見つけるために分解まで必要になりました。

    14302は速い。ダートで走らせると、さらに楽しい。

    ただし、ダートでは車体内部へ異物が入り、動く部分に噛み込む可能性がある。僕の14302では、実際にそれで操舵不能になりました。

    無条件に「ダートも最高」とは言えません。楽しいからこそ、何か対策をしておきたいところです。

    そこでAmazonを探し、14302用のシャーシダストカバーを購入しました。2026年7月13日のことです。

    車体内部への砂や小石の侵入を、少しでも減らせればという狙いでした。

    ただし、ここは注意が必要です。

    このダストカバーが覆うのは主にシャーシ内部で、フロントのやステアリング機構まで完全に覆ってくれるわけではありません。

    つまり、僕が実際に経験した「小石がステアリング機構に噛み込んで操舵できなくなる」というトラブルへの直接的な対策にはなりません。

    砂だらけになるのを多少軽減する効果は期待できますが、ダートを走る以上、フロント周辺への小石の侵入リスクそのものは残ります。

    このあたりは、14302をダートで遊んでみて初めて分かった弱点でした。

    MJX 14302用シャーシダストカバーのAmazon購入履歴
    シャーシ内部への砂や汚れを少しでも減らすため、2026年7月13日に14302用ダストカバーを購入。

    ※2026年8月16日追記:ダストカバーの保護範囲について、誤解のないよう説明を補足しました。

    こうして14302は、買ったまま走らせるだけの一台から、トラブルに合わせて手を入れる「自分のラジコン」へ少しずつ変わっていきました。

    次は、数ミリのワッシャーに振り回される

    小石の原因を見つけ、シャーシ内部の汚れ対策としてダストカバーも用意しました。

    これで一安心――とはなりませんでした。

    今度はホイールまわりを触っているときに、小さな樹脂製のをひとつなくしてしまったのです。

    なくしたのは数ミリほどの樹脂製で、普段なら気にも留めないような小さなパーツでした。

    そのときの僕は、まだ楽観的でした。

    「タイヤ&ホイールセットを買えば、これくらい一緒に入っているだろう」

    ところが、届いたセットを開けてみると――入っていません。

    さて、どうしよう。

    この数ミリのワッシャーを探したことから、今度はYOYOHOBBYというRCショップを利用することになります。

    そして、ワッシャーひとつを探していたはずなのに、気づけば注文は1万円以上。

    いったい、どうしてそうなったのか。

    その話は、第2回で。

  • 忙しい大人にラジコンがちょうどいい理由。隙間時間で本気になれる趣味

    忙しい大人にラジコンがちょうどいい理由。隙間時間で本気になれる趣味

    仕事がひと段落して、少しだけ時間ができた。

    休日の予定と予定の間に、30分ほど空いた。

    そんな短い時間でも、ラジコンなら思いきり夢中になれます。

    大人になると、趣味のために生活全体を組み替えるのは難しくなります。仕事があり、家庭があり、自由に使える時間には限りがあります。

    それでも、趣味を諦める必要はありません。

    ラジコンは、特別な一日を用意しなくても日常の中に置いておける趣味です。

    大人になると趣味に使える時間が減る

    子どもの頃は、時間だけはたくさんありました。

    学校から帰れば、暗くなるまで遊べる。休みの日には、一日中好きなことを考えていられる。

    でも、自由に使えるお金はほとんどありませんでした。

    欲しいパーツがあってもすぐには買えない。壊れたら、直す方法を考えながら次のお小遣いを待つ。子どもの頃の趣味には、いつもお金の制限がありました。

    大人になると、その関係が逆になります。

    子どもの頃よりは、趣味に使えるお金があります。でも、仕事や家庭の予定があり、一日を丸ごと自由に使えることは少なくなりました。

    まとまった時間が必要な趣味は、「いつか時間ができたら」と後回しになりがちです。

    僕自身も長い間ラジコンから離れていました。それでも40年ぶりにラジコンを再開してみると、限られた時間だからこそ楽しめることがあると気づきました。

    ラジコンは「生活を変えなくても楽しめる」

    ラジコンの良いところは、必ずしも特別な場所へ出かけなくても楽しめることです。

    もちろんサーキットには、サーキットならではの楽しさがあります。でも、いつもそこへ行かなければ遊べないわけではありません。

    近所の公園や、走らせても問題のない身近な場所へ車とプロポを持っていく。

    30分ほど走らせて、満足したら帰る。

    それだけでも、気持ちはかなり切り替わります。

    朝から一日を空けなくてもいい。遠方への移動を前提にしなくてもいい。仕事や家庭の合間に少しだけ時間ができたとき、「今から行こう」と思える距離に趣味があります。

    忙しい大人がラジコンを楽しむ休日の風景
    特別な場所へ行かなくても、少しの時間で本気になれる。それがラジコンの魅力。

    ラジコンのために生活を大きく変えるのではなく、今の生活の中へラジコンを置く。

    この気軽さは、忙しい大人にとって大きな魅力です。

    準備や片付けも趣味の一部

    ラジコンの時間は、走らせている間だけではありません。

    バッテリーを準備する。

    車体を眺めて、緩んでいるところがないか確認する。

    少しだけ調整して、次はどう走らせようかと考える。

    走らせた後に汚れを落とし、机の上でもう一度車を見る。

    こうした時間も、全部含めて趣味です。

    今日は走らせる時間がなくても、タイヤを確認するだけならできる。パーツを一つ替えるだけでも、次に走らせる楽しみが増えます。

    ラジコンは、短時間でも本気になれる趣味です。

    30分しかないから中途半端なのではありません。その30分の中で、走らせることにも、いじることにも集中できます。

    DT-03を実際に走らせて感じた楽しさも、最高速より「どう走らせるか」を考えられるところにありました。

    他の趣味との違い

    車を所有して楽しむ趣味には、車でなければ得られない魅力があります。ただ、保管場所や維持費が必要で、整備や移動にも時間がかかります。

    スキーのような趣味も、雪山でしか味わえない楽しさがあります。その一方で、移動や天候、ある程度まとまった時間が必要です。

    どちらが優れているという話ではありません。

    それぞれの趣味に、それぞれの世界があります。

    ラジコンの特徴は、時間、場所、費用を自分のペースでコントロールしやすいことです。

    今日は近所で30分。

    今週は走らせず、家で少しだけ整備する。

    時間が取れる日は、車を何台か持ってゆっくり遊ぶ。

    生活に合わせて、趣味の大きさを変えられます。

    家族と共有できる趣味

    ラジコンは、一人で集中して楽しむこともできますが、家族と共有することもできます。

    子どもと一緒に外へ出る。

    操作を教えたり、交代で走らせたりする。

    うまく曲がれた、転んだ、壊れた。そんな小さな出来事から、自然に会話が生まれます。

    親が子どもに付き合うだけでも、子どもが親の趣味に付き合うだけでもない。同じ場所で、同じ車の動きを見ながら一緒に楽しめることが大切です。

    ただし、子どもにとって扱いやすいRCと、大人が長く育てたいRCが同じとは限りません。そこは今も試行錯誤しています。

    子どもにどんなラジコンを選ぶかについては、我が家で3種類を試して感じた違いを別の記事にまとめました。

    お金について正直に考える

    ラジコンを「安い趣味」と言い切ることはできません。

    車体だけでなく、バッテリー、充電器、プロポ、交換用のパーツなどにも費用がかかります。

    気になる車が増えれば、欲しいものも増えていきます。

    それでも、自分のペースで始めやすい趣味だとは思います。

    最初から何台もそろえる必要はありません。まず一台を走らせ、必要になったものを少しずつ加えていくことができます。

    なら、壊れた部分を交換し、手入れをしながら一台と長く付き合うこともできます。

    改造や整備も、単なる追加費用ではなく、それ自体が楽しむ時間になります。

    安いから選ぶのではなく、時間も場所も費用も、自分で加減しながら続けられる。

    そこに、大人の趣味としての価値があります。

    大人にも、放課後があっていい

    子どもの頃は、時間はあったけれど自由に使えるお金はありませんでした。

    大人になると、自由に使えるお金は増えたけれど、時間は限られます。

    ラジコンは、その間を埋めてくれる趣味なのかもしれません。

    一日を丸ごと空けなくてもいい。

    遠くへ行かなくてもいい。

    30分だけでも、その時間は本気で遊べます。

    仕事や家庭がある日常の中に、少しだけ自分のための時間をつくる。

    それが、このブログで考えている「大人の放課後」です。

    大人になっても、夢中になれる時間は持てる。

    その時間は短くても、十分に価値があります。

  • 子どもにどんなラジコンを買うべきか?3種類試して分かった、おもちゃ系RC・小型本格RC・ホビーRCの違い

    子どもにどんなラジコンを買うべきか?3種類試して分かった、おもちゃ系RC・小型本格RC・ホビーRCの違い

    子どもにラジコンを買おうと思ったとき、意外と迷います。

    まずは安くて手軽なものがいいのか。それとも、壊れても直せる本格的なものを選ぶべきなのか。

    我が家では、ジョーゼンのおもちゃ系RC、リタオサンの小型本格RC、そしてタミヤ DT-03 ネオマイティフロッグを実際に親子で試してきました。

    使ってみて分かったのは、価格や速さだけでは決められないということです。子どもの年齢、遊ぶ場所、そして親がどこまで充電や整備に関われるかによって、ちょうどいい一台は変わります。

    この記事は、おすすめランキングではありません。我が家で試した3種類のRCを振り返りながら、それぞれの良さと課題を整理してみます。

    子どもにラジコンを買う時、意外と難しいこと

    子ども向けのラジコンを探すと、大きく分けて二つの考え方が出てきます。

    一つは、まずはで気軽に遊ぶこと。もう一つは、最初から部品交換や修理ができる本格的なRCを選ぶことです。

    おもちゃ系RCは、難しい知識がなくても始めやすい。一方、本格的なRCは長く使えますが、準備や整備まで子どもだけで完結できるとは限りません。

    つまり、選んでいるのは車だけではありません。

    子どもがどこまで自分で扱い、親がどこまで一緒に関わる趣味にするのか。

    そこまで考えると、「安いものか、本格的なものか」という二択だけでは決めにくくなります。

    最初の一台はジョーゼンで良かった

    親子でラジコンを楽しむきっかけになったのは、ジョーゼンの「1/24 ジープ ラングラー ルビコン」でした。

    ブックオフで見つけた中古品で、価格は980円。

    状態は完璧ではありませんでした。フロントサスペンション周辺が破損していて、前オーナーが修理した跡も残っていました。

    それでも、走らせてみれば親子で十分に楽しめました。そしてこの一台が、僕自身にとっても40年ぶりにラジコンを再開するきっかけになりました。

    980円の中古RCが、止まっていた趣味をもう一度動かしたことになります。

    完璧な状態でなくても、趣味の入口になる価値はある。最初の一台としてジョーゼンを選んだことは、良かったと思っています。

    その後、同じジョーゼンのおもちゃ系RCであるボブキャットも新品で購入しました。

    これはジープとのグレード差を比べるためではありません。中古のジープで遊んだからこそ、「同じおもちゃ系RCを新品で買ったらどうなのか」を試してみたくなったのです。

    新品で遊んでみても、おもちゃ系RCの手軽さは魅力でした。ただ、長く付き合う趣味として考えると、修理や部品交換、調整の余地には別の課題が見えてきました。

    それはジョーゼンが悪いということではありません。気軽に遊ぶためのRCと、手を入れながら長く使うRCでは、そもそも役割が違うのだと思います。

    小型本格RCという選択肢

    次に試したのが、リタオサンの小型RCでした。

    価格は約1万円クラス。小さくて持ち運びやすく、見た目は本格的です。走らせるとしっかり速度感があり、子どもの満足度も高い。

    おもちゃ系RCより本格的で、大きなホビーRCより手軽そうに見える。

    最初は、「これなら親子RCの理想に近いのでは?」と思いました。

    実際、価格を考えればとても魅力があります。コンパクトな車体から想像する以上に速く、持ち出す負担も少ない。子どもが「速いラジコンを走らせたい」と思ったときの満足感もあります。

    一方、使っていく中で、モジュール式バッテリーのコネクタが脱落したり、バッテリーの固定に気になる部分が出たり、プロポの調子に悩んだりもしました。

    リタオサンは単なる失敗例ではありません。約1万円で、このサイズと見た目、速度感を楽しめるのは大きな魅力です。

    ただし、「買ってすぐ楽しむ」だけでなく、「壊れたときに直しながら長く付き合う趣味」として見ると、手軽さとは別の課題もある。実際に使ったからこそ、その両方が見えてきました。

    ホビーRCの魅力と、初心者への壁

    そして現在、最もよく走らせているのが、タミヤ DT-03 ネオマイティフロッグです。

    DT-03はです。

    壊れても部品を探して直せる。モーターやダンパーを替えられる。走らせ方に合わせて調整できる。そして、少しずつ自分たちの一台に育てていけます。

    後輪駆動なので、スロットルの開け方で車の動きが変わるところも面白い。単に速いだけではなく、操作そのものを楽しめるRCです。

    ただし、こうした長所が、そのまま初心者や子どもへの優しさになるとは限りません。

    DT-03はで、小学3年生の子どもにとっては大きく、持つと重い。車体だけでなくプロポやバッテリーもあり、公園へ持っていく準備も簡単とは言えません。

    走らせる前には充電が必要です。走らせた後は砂や埃を落とし、壊れていないかを確認する。調子が悪ければ、RC用語や車の構造を調べる必要もあります。

    現在の我が家では、充電、整備、修理、セッティングは父親の担当です。子どもは主にプロポを操作しています。

    親子で楽しめてはいます。でも、父親が準備した車を子どもが走らせるだけなら、これは本当に子どもの趣味と言えるのか。

    ホビーRCが長く付き合えることは間違いありません。一方で、子ども自身が扱える範囲との間には、まだ埋めたい距離があります。

    どれが正解なのか

    我が家で試した3種類を、現在の実感で整理すると次のようになります。

    これは優劣やおすすめ順位ではありません。遊び方と親の関わり方によって、評価は変わります。

    ジョーゼン
    (おもちゃ系RC)
    リタオサン
    (小型本格RC)
    DT-03
    (ホビーRC)
    価格目安数千円程度約1万円前後走行可能状態で約2万円〜
    始めやすさ
    すぐ遊べる
    持ち運び
    速度感
    操作の楽しさ
    修理性
    改造性
    長く付き合う

    ※価格は購入時期やセット内容によって変わるため、目安です。

    トイラジには、趣味の入口としての価値があります。難しいことを考えず、親子でまず走らせてみる。その最初の体験が、次の興味につながるかもしれません。

    小型本格RCには、持ち運びやすさと性能を両立できる魅力があります。価格やサイズを考えると、親子RCの有力な選択肢です。ただ、長く使うなら修理や部品、個体の状態も含めて考える必要があります。

    ホビーRCには、直し、改造し、育てていく楽しさがあります。その代わり、子どもだけでは難しい部分があり、親の関わり方が大きくなります。

    どれにも、向いている遊び方があります。だから今のところ、「これを選べば正解」とは言えません。

    我が家の最適解はまだ探している途中

    子どもが自分で持てて、準備できて、思い立ったときに走らせられる。

    それでいて、壊れたら直せて、少しずつ上手になり、長く楽しめる。

    そんな一台が理想ですが、手軽さと本格さを両立するのは簡単ではありません。

    今は父親が準備や整備を担当し、子どもが走らせる形でも、一緒に公園へ行って同じ車の動きを見ている時間は楽しい。

    その一方で、少しずつ子ども自身ができることを増やせたらとも思っています。

    我が家の最適解は、まだ探している途中です。

    親が全部やるのでも、子どもに全部任せるのでもない。

    親子で楽しめる、ちょうどいい距離感を探しながら、これからもいろいろなRCを試していこうと思います。

  • 速さより、ラリーカーらしく走らせたい。TT-02 ランチア・デルタを育てる

    速さより、ラリーカーらしく走らせたい。TT-02 ランチア・デルタを育てる

    ラジコンを再開してから、あらためて思うことがあります。

    速いRCカーは、たしかに楽しい。

    でも、自分が見たいのは最高速ではありません。

    コーナーへ入ったときに少し車体が沈む。

    向きが変わる。

    土の上でタイヤが少し滑る。

    そして、実車のラリーカーみたいに立ち上がっていく。

    そんな走りです。

    今、そのために少しずつ手を入れているのが、TT-02のランチア・デルタです。

    中古のTT-02から始まった

    この車は、新品キットから組んだものではありません。

    中古で手に入れたTT-02のがベースです。

    購入時からいくつか手が入った車体でしたが、そこからさらに、自分の好みに合わせて少しずつ育てています。

    ボディも、最初についていたものではなく、後から手に入れた、より実車らしいライト付きのランチア・デルタに交換しています。

    ラジコンを再開して感じるのは、こういう楽しみ方もすごくいいということです。

    最初から完璧な一台を買うのではなく、

    今ある車を、自分が好きな方向へ少しずつ育てていく。

    昔ラジコンをやっていた頃も、たぶんこういうことが好きだったんだと思います。

    紺色のマルティニカラーをまとったランチア・デルタのRCカー
    中古のTT-02に付いてきた紺色のボディ。ここから自分好みの一台づくりが始まった。

    目指しているのは「速いTT-02」ではない

    TT-02は、パーツも豊富で、速くしようと思えばいくらでも速くできます。

    モーターを変える。

    ギヤ比を変える。

    足まわりを固める。

    車高を下げる。

    グリップするタイヤを履く。

    サーキットでタイムを出すなら、その方向が正しいと思います。

    でも、僕がこのデルタに求めているのはそこではありません。

    欲しいのは、

    「ラリーカーらしく走るTT-02」

    です。

    実車のデルタが舗装路だけを綺麗に走っている姿より、少し荒れた路面を車体を動かしながら駆け抜ける姿の方が好きです。

    だからRCでも、車体がまったくロールせず、レールの上を走るように曲がるより、少し姿勢を変えながら走ってほしい。

    速さそのものより、

    走っている姿がカッコいいか。

    今はそちらの方が大事です。

    モーターはトルクチューン

    現在、モーターはを使っています。

    もっと速いモーターを載せることもできます。

    でも、フラットダートで走らせることを考えると、むやみにパワーを上げても扱いにくくなるだけだと思っています。

    土の上ではタイヤが簡単に滑ります。

    そこへさらに大きなパワーを入れれば、速くなるというより、ホイールスピンが増える可能性もある。

    それより、

    低い速度から扱いやすく、

    スロットルを少しずつ開けて、

    車体の姿勢を作りながら走らせる。

    その方が、この車には合っている気がします。

    トルクチューンは、今のところそのバランスがちょうどいいです。

    CVAダンパーが装着された状態で購入

    足まわりのは、購入時から装着されていたものです。

    フロントはソフトスプリング。

    リアはミディアムスプリングです。

    自分で一から組んだ仕様ではありませんが、実際にダートで走らせてみると、路面の細かな凹凸を吸収しながら車体が自然に動き、自分が目指しているラリー寄りの走りに合っています。

    加速やコーナーでサスペンションが仕事をしている様子が分かるのも、見ていて楽しいところです。

    前オーナーが施した工夫を活かしながら、今後は自分の走らせ方に合わせて調整していきたいと思っています。

    中古購入時からTT-02に装着されていたCVAオイルダンパーの接写
    購入時から装着されていたCVAオイルダンパー。前オーナーの工夫を活かしている。

    サスペンションストロークも購入時から増やされていた

    このTT-02は、購入した時点ですでにを増やす加工が施されていました。

    自分で車体を加工したものではありません。

    オンロード中心なら必要以上に大きなストロークは必要ありませんが、ダートを走らせたい自分の用途には好都合な仕様でした。

    実際の車体を見て、「こういう方法でTT-02の足を動かせるのか」と参考になりました。

    今後はこの仕様をベースに、実際の走りを見ながら少しずつ調整していくつもりです。

    切れ角も購入時から増やされていた

    ステアリングのも、購入時からノーマルより増やされていました。

    これも自分で加工したものではありません。

    ダートでは、舗装路よりも車体の向きを積極的に変えたり、リアが流れたときに修正舵を当てたりする場面があります。

    そういうときに、切れ角に少し余裕があるのは操作しやすいと感じています。

    ただし、切れれば切れるほどいいわけではなく、舵角が大きすぎると動きが急になりすぎます。

    今後は、自分の操作感に合う自然な範囲を探しながら調整していきたいと思っています。

    フルベアリング化は、地味だけど基本

    も済ませています。

    これは見た目にはほとんど分かりません。

    でも、駆動系をスムーズにしておくのは基本だと思っています。

    ラジコンの改造というと、つい目立つパーツに目が行きます。

    アルミパーツ。

    モーター。

    ダンパー。

    タイヤ。

    でも、こういう地味な部分を整えておく方が、長く遊ぶうえでは大切なのかもしれません。

    特に中古車をベースにしているので、一度基本部分を確認して、自分が納得できる状態にしておきたい。

    そういう意味でも、フルベアリング化は早い段階でやって良かったと思っています。

    見た目も「ラリーカーらしく」したい

    走りだけでなく、見た目も少しずつ変えていきたいと思っています。

    今考えているのが、

    OZ Racing風の白いホイール

    と、

    マッドフラップ

    です。

    ランチア・デルタには、やっぱり白いラリーホイールが似合います。

    そしてマッドフラップが付くだけで、一気に競技車らしい雰囲気が出る。

    性能にどれだけ影響するかと言われれば、大きくはないでしょう。

    でも、ラジコンは眺める趣味でもあります。

    走り終わって家に持ち帰り、机の上に置いたときに、

    「やっぱりカッコいいな」

    と思えることは大事です。

    リアランプを点灯した白いランチア・デルタのRCカー
    ライトが点くと、眺めているだけでもラリーカーらしさが増す。

    ラジコンだからできる「理想の一台」

    実車なら、こんなふうに簡単にはいきません。

    サスペンションを変える。

    ホイールを変える。

    切れ角を変える。

    ボディを変える。

    失敗したら元に戻す。

    どれも、お金も時間もかなりかかります。

    でもラジコンなら、もっと気軽に試せます。

    もちろんパーツ代はかかります。

    失敗もします。

    それでも、実車に比べればずっと自由です。

    子どもの頃、ラジコンには「本物の車に乗れないから」という意味もありました。

    今はもう、本物の車を運転できます。

    それでもラジコンが楽しい理由の一つは、

    実車ではなかなかできないことを、自由に試せるから

    なのかもしれません。

    完成させるより、育てている時間が楽しい

    このTT-02ランチア・デルタは、まだ完成していません。

    たぶん、しばらく完成しないと思います。

    タイヤも試したい。

    ホイールも変えたい。

    マッドフラップも付けたい。

    サスペンションも、もう少し調整してみたい。

    実際に走らせたら、また別の不満が出てくるでしょう。

    でも、それでいい。

    むしろ、

    「次はどこを変えよう」

    と考えている時間こそが楽しい。

    完成品を買って終わりではなく、自分の理想に少しずつ近づけていく。

    今の僕にとって、このデルタはそういう一台です。

    速さを競うためではありません。

    土の上を、実車のラリーカーみたいにカッコよく走らせたい。

    そのために、これからも少しずつ育てていこうと思っています。

  • タミヤ DT-03 ネオマイティフロッグ実走レビュー|結局これが一番出番が多い理由

    タミヤ DT-03 ネオマイティフロッグ実走レビュー|結局これが一番出番が多い理由

    手持ちのラジコンは、少しずつ増えてきました。

    4WDのバギーもある。

    ラリーカーもある。

    もっと速い1/14のRCもある。

    それでも、気がつくと一番よく持ち出しているのが、タミヤのDT-03 ネオマイティフロッグです。

    飛び抜けて速いわけではありません。

    ものすごく高性能というわけでもありません。

    それなのに、なぜか「今日はこれを持っていこう」と思う。

    何度も走らせているうちに、その理由が少しずつ分かってきました。

    2WDだから、走らせていて面白い

    ネオマイティフロッグは後輪駆動です。

    最初は、オフロードなら4WDの方が安心だと思っていました。

    実際、4WDには安定感があります。

    多少ラフにスロットルを開けても前へ出てくれるし、路面が荒れていても走らせやすい。

    でも、DT-03に慣れてくると、には2WDにしかない面白さがあることに気づきました。

    コーナーで少しリアが出る。

    スロットルを開けすぎれば滑る。

    向きを変えてから、少しずつ加速していく。

    車の動きが分かりやすく、こちらの操作に対する反応も素直です。

    「速く走らせる」というより、

    どう走らせるかを考える楽しさがある。

    これが、僕にはかなり合っています。

    フラットダートとの相性がいい

    僕が走らせる場所は、サーキットではなく、公園などのフラットダートが中心です。

    この環境では、ネオマイティフロッグがとても扱いやすい。

    バギーなのでタイヤが車体の外側にあり、ラリーカーのようにタイヤが巻き上げた砂をボディ内部へ大量に入れにくい。

    走らせた後の手入れも比較的簡単です。

    もちろん砂や埃は付きます。

    それでも、ラリーカーをダートで走らせた後のような「中まで砂だらけ」という感じにはなりにくい。

    これは、実際に何度も持ち出すうえでかなり大きいポイントです。

    走る性能だけではなく、

    走らせる前と後が面倒ではない。

    趣味として長く遊ぶには、こういう部分が意外と大事です。

    公園の縁石に並べた黄色と青のRCバギー
    公園のフラットダートへ気軽に持ち出せることが、出番の多さにつながっている。

    速すぎないから、ちゃんと操作できる

    最近のRCカーには、本当に速いものがあります。

    小型でも驚くほどパワーがあり、フルスロットルにすると一気に加速する。

    それはそれで面白いのですが、場所によっては速すぎると感じることもあります。

    ネオマイティフロッグは、少なくとも僕の使い方では「速すぎて持て余す」という感じがありません。

    だから、スロットルを開ける楽しさがあります。

    コーナーへの進入。

    向きを変える。

    リアが少し流れる。

    立ち上がりでスロットルを開ける。

    こういう一連の操作を、自分でちゃんとやっている感覚がある。

    単に最高速が高い車とは違う楽しさです。

    スポーツチューンで、ちょうどよくなった

    現在は、ノーマルモーターからへ交換しています。

    交換後は、体感でも明らかに速くなりました。

    ただし、性格がまるで別物になるほどではありません。

    僕の感覚では、

    「もう少しだけ速ければいいのに」

    と思っていたところに、ちょうど収まった感じです。

    ストレートでは速度が伸びる。

    でもダートでは、まだスロットル操作を楽しめる。

    リアを滑らせる面白さも残っています。

    速くしすぎて車のバランスを壊すのではなく、

    DT-03らしさを残したまま、少し元気になった。

    今のところ、これくらいが一番気に入っています。

    LiFe化で、持ち出しやすくなった

    もう一つ大きかったのが、へ交換したことです。

    以前はニッケル水素バッテリーを使っていました。

    昔からラジコンをやっている身としては、7.2Vのバッテリーパックには妙な懐かしさがあります。

    でも、やはり重い。

    複数本持っていくと、それなりの荷物になります。

    LiFeにしてからは、車体と一緒に持ち出す負担がかなり軽くなりました。

    最近は、

    「今日は1本だけ持って、ちょっと走らせよう」

    という使い方もしやすくなっています。

    大人になると、ラジコンを走らせるためだけに半日を確保できるとは限りません。

    ちょっと時間が空いた。

    天気がいい。

    じゃあ少し走らせよう。

    そう思ったときに、準備が面倒ではないことは大きい。

    性能とは別の意味で、出番が増える理由になっています。

    CVAダンパーも、今の走り方には合っている

    ネオマイティフロッグには、も装着しています。

    派手な改造ではありませんが、ダートを走らせるなら効果を感じやすい部分です。

    路面の細かな凹凸を吸収してくれるので、車体の動きが落ち着く。

    それでいて、バギーらしくサスペンションが動いている様子もよく分かります。

    速さだけを見るなら、もっと硬く、もっと低く、と考える方法もあると思います。

    でも僕が求めているのは、競技車のような走りではありません。

    多少車体が動いて、サスペンションが働き、土の上をバギーらしく走る。

    そういう姿の方が好きです。

    4WDより2WDの方が楽しいと思うようになった

    ラジコンを再開したばかりの頃は、

    「オフロードなら4WD」

    と思っていました。

    安定しているし、走破性も高い。

    理屈としてはその通りです。

    でも今では、出番が多いのは2WDのネオマイティフロッグです。

    4WDなら簡単に通れるところで少し姿勢が乱れる。

    スロットルを雑に開ければリアが滑る。

    だから、その分こちらが操作する。

    それが楽しい。

    車が全部やってくれるのではなく、

    少しだけ人間側に仕事が残っている。

    そこに面白さを感じます。

    子どもの練習にも、意外と向いている

    子どもと一緒に走らせることもあります。

    最初は、2WDは難しいかなと思っていました。

    でも実際には、あまりにも速い小型RCより、ネオマイティフロッグの方が操作を教えやすいと感じています。

    車体が大きいので動きが見やすい。

    直進も安定している。

    スロットルを乱暴に扱ったときに何が起きるかも分かりやすい。

    速さを抑えて操作すれば、十分練習になります。

    親子で走らせる場合も、

    「とにかく速い車」

    より、

    ちゃんと操縦できる車

    の方が楽しいのかもしれません。

    土の上で子どものそばに並ぶ黄色いバギーと赤いRCカー
    子どもと一緒に走らせるときも、扱いやすい速さと大きさがちょうどいい。

    結局、一番大事なのは「また持っていこう」と思えること

    ラジコンを比べるとき、どうしてもスペックを見てしまいます。

    最高速。

    モーター。

    駆動方式。

    サスペンション。

    オプションパーツ。

    もちろん、どれも大事です。

    でも実際に所有して何度も走らせるようになると、それだけでは決まらないことが分かります。

    準備が面倒ではない。

    壊れにくい。

    走った後の手入れが楽。

    速さがちょうどいい。

    操作していて面白い。

    そして何より、

    「またこれを持っていこう」

    と思える。

    ネオマイティフロッグは、僕にとってそういうRCカーです。

    もっと速い車もあります。

    もっと本格的な車もあります。

    でも、今のところ一番出番が多い。

    それが、この車を一番よく表している評価なのかもしれません。

    今後も少しずつ手を入れながら、ダートで気持ちよく走る一台にしていくつもりです。

  • 40年ぶりにラジコンを始めた。大人になってからの方が、むしろ楽しい。

    40年ぶりにラジコンを始めた。大人になってからの方が、むしろ楽しい。

    ラジコンを、また始めました。

    子どもの頃に夢中になっていた趣味です。

    当時は京商やヨコモのラジコンを走らせていました。今のように完成度の高いRCカーが簡単に手に入る時代ではなく、モーターを替えたり、部品を探したり、壊れたところを直したり。

    速くすることも楽しかったけれど、それ以上に「自分の車をいじること」が好きだったように思います。

    それから長い時間が経ちました。

    仕事をして、家庭を持って、子どもができて。

    いつの間にか、ラジコンのことを考えることなんてほとんどなくなっていました。

    久しぶりに走らせたら、全部戻ってきた

    きっかけは、子どものジョーゼン「1/24 ジープ ラングラー ルビコン」で遊んだことでした。

    最初は「子どもが楽しめればいい」くらいの気持ちだったはずです。

    ところが、実際に自分で操作してみると、昔の感覚が一気に戻ってきました。

    「ああ、これ、やっぱり楽しいな」

    ステアリングを切る。

    スロットルを開ける。

    車体が加速して、土の上でリアが滑る。

    たったそれだけのことなのに、妙にワクワクする。

    そこから「もう少し本格的なRCを走らせてみたい」と思うようになり、気がつけば自分用のラジコンを探していました。

    昔は「車に乗れないから」だった

    子どもの頃、ラジコンが好きだった理由の一つは、当然ながら自分では車を運転できなかったからです。

    本物の車に憧れながら、自分で操作できる「小さな車」を走らせる。

    ラジコンには、そんな意味もありました。

    大人になって自分で車を運転するようになれば、ラジコンへの興味は薄れるのかもしれない。

    昔は、どこかでそんなふうに思っていた気がします。

    でも実際は違いました。

    本物の車を運転できるようになっても、ラジコンの楽しさはまったく別物でした。

    自分の手で組み、調整し、走らせる。

    小さな車体が自分の操作に反応して動く。

    その面白さは、本物の車を運転する楽しさとは競合しません。

    むしろ車が好きだからこそ、ラジコンの動きや佇まいにも、昔以上に惹かれるようになった気がします。

    大人になった今だからできる楽しみ方がある

    昔と今では、ラジコンを取り巻く環境もずいぶん変わりました。

    バッテリーは軽くなり、充電も速い。

    送信機の調整も細かくできる。

    完成度の高いシャーシもたくさんあります。

    そして自分自身も変わりました。

    子どもの頃より、圧倒的に時間はありません。

    仕事もあるし、家庭もある。

    思いついたときに一日中ラジコンを触っていられるわけではありません。

    でも、その代わり、子どもの頃よりは自由に使えるお金があります。

    欲しかったパーツを買う。

    気になるシャーシを試す。

    昔なら何か月も悩んでいたものを、今は「ちょっと試してみよう」と手にすることもできる。

    時間は減った。

    でも選択肢は増えた。

    そのバランスが、大人の趣味の面白さなのかもしれません。

    一方で、昔から変わらない部分もあります。

    タイヤを替えたらどうなるだろう。

    モーターを替えたらどうなるだろう。

    サスペンションを少し変えたら、もっと走りやすくなるんじゃないか。

    そんなことを考えながら車を眺めている時間です。

    ライトを点灯したランチア・デルタのRCカーを正面から見た様子
    走らせるだけじゃない。眺めて、いじって、次に何をしようか考える時間も楽しい。

    今では、DT-03のネオマイティフロッグをダートで走らせたり、TT-02のランチア・デルタをもっと実車のラリーカーらしく走らせる方法を考えたりしています。

    速ければいい、というわけではありません。

    むしろ今は、実車っぽくロールしたり、土の上で少しテールを滑らせたりする姿を見る方が楽しい。

    「どうしたらもっとカッコよく走るだろう」

    そんなことを考えているだけで、時間があっという間に過ぎていきます。

    子どもと一緒に遊べるのも、今ならでは

    ラジコンを再開して良かったと思うことの一つが、子どもと一緒に遊べることです。

    公園へ2台持っていって、一緒に走らせる。

    操作を教えたり、車を交換してみたり。

    公園の土の上で子どものそばに並ぶ2台のRCバギー
    同じ場所で、同じラジコンに夢中になる。大人になった今だからできる楽しみ方。

    子どもにとっては新しい遊びですが、自分にとっては昔大好きだった遊びです。

    同じラジコンでも、見えている景色は少し違うのかもしれません。

    それでも同じ場所で一緒に夢中になれる。

    これは、大人になってからラジコンを始めたからこその楽しさだと思っています。

    趣味に「意味」がなくてもいい

    大人になると、何かをするときに、つい理由を考えてしまいます。

    役に立つのか。

    お金になるのか。

    将来につながるのか。

    でも、趣味くらいはそんなことを考えなくてもいいんじゃないかと思います。

    走らせたいから走らせる。

    欲しいから欲しい。

    いじってみたいから分解する。

    カッコいいから眺める。

    それでいい。

    子どもの頃は、きっとそうだったはずです。

    今は、自由な時間は少ない。

    だからこそ、その限られた時間を本気で遊ぶことには、十分価値があると思っています。

    「大人の放課後」を始めます

    このブログの名前を、

    「大人の放課後」

    にしました。

    テーマは、

    「大人がもう一度、本気で趣味を楽しむ。」

    です。

    まずは、今いちばん夢中になっているラジコンについて書いていきます。

    RCカーの購入。

    改造。

    失敗。

    修理。

    走らせて分かったこと。

    親子で遊んだこと。

    「これ、欲しいな」と悩んでいる時間まで含めて、できるだけそのまま残していこうと思っています。

    そして、いずれはラジコンだけではなく、旧い車や時計、ものづくりなど、自分が面白いと思うことにも少しずつ広げていけたらと思っています。

    大人になっても、夢中になれるものがある。

    それは、けっこう幸せなことです。

    さて。

    次はどのラジコンをいじろうか。