ランチア・ストラトスが欲しい。国内限定100セットを逃してAliExpressを探している

後方斜めから見た太いリアタイヤのランチア・ストラトス HF Gr.4

最近、ラジコンについて考えていることは、かなり単純です。

かっこいいラリーカーを走らせたい。

速さを競いたいというより、走っている姿を見て「いいな」と思える車が欲しい。

舗装路だけではなく、少し砂の浮いた路面やフラットダートを走らせたときに、ちゃんとラリーカーらしく見える一台。

MJX HYPER GO 14302の小さなランチア・デルタを走らせてから、そんな気持ちはますます強くなりました。

そして次に気になり始めたのが、ランチア・ストラトスです。

ところが、欲しい車が決まったからといって、すぐ買えるとは限りません。

国内で見つけたセットは限定販売。気づいたときには売り切れ。

今はAliExpressを何度も検索しながら、ボディとシャーシの組み合わせを調べています。

今回は、まだストラトスを買っていない僕が、どうしてKillerbodyのMARSシャーシにたどり着き、なぜAliExpressまで探しに行くことになったのか、という話です。

次に走らせたいのは、ストラトスだった

ランチア・ストラトスは、どこから見ても普通ではありません。

低いノーズ。

短いホイールベース。

大きく張り出したリアフェンダー。

そして、ぐるりと回り込むようなフロントウインドウ。

「ラリーで勝つために作られた車」という背景を知らなくても、見た瞬間に特別な車だと分かります。

僕がラジコンで走らせたいのも、こういう車です。

新しくて速いだけではなく、姿そのものに理由がある。

止めて眺めてもかっこいいし、砂の上で少しリアを振りながら走ったら、もっとかっこいい。

ストラトスをラジコンで走らせたい。

そう思って探し始めました。

ジャンプするAlitaliaカラーのランチア・ストラトス HF Gr.4
飾って眺めるだけではなく、こんなふうに路面を蹴って走るストラトスが見たい。2014年 Rally Legend San Marino。写真:Rowan Harrison/Wikimedia Commons、CC BY-SA 2.0

Killerbodyのストラトスを見つけた

調べていて見つけたのが、Killerbodyの1/10 ランチア・ストラトス Gr.4ボディでした。

正式ライセンスを受けたボディで、ホイールベースは257mm。完成済みボディの公表寸法は、フロント幅185mm、リア幅202mmです。

この数字を見て、やっぱりストラトスだなと思いました。

前より後ろが広い。

あの大きく張り出したリアフェンダーは、単なる飾りではありません。

一般的な1/10ツーリングカー用シャーシは、前後がほぼ同じ幅です。ボディだけストラトスにしても、後輪がフェンダーの奥へ引っ込んでしまえば、せっかくの後ろ姿が少し寂しく見えます。

もちろん、ホイールのオフセットやハブで合わせる方法はあります。

でも、できれば最初から、ストラトスらしい前後の幅で作りたい。

そこで気になったのが、同じKillerbodyのMARSでした。

MARSは、リアのワイド感まで考えられている

MARSは、1/10スケールの4WDラリーシャーシです。

実車のストラトスはミッドシップの後輪駆動なので、駆動方式まで同じというわけではありません。

それでも今回は、実車の機構を完全に再現することより、外で気持ちよく走らせられることを優先したい。4WDでラリー走行を楽しみながら、ストラトスらしい姿も崩したくないという考えです。

ストラトスに使いたいと思った一番の理由は、単にボディメーカーとシャーシメーカーが同じだからではありません。

リアをワイドに見せる仕様が用意されているからです。

調べていくと、MARSには仕様の違いがありました。

通常のKIT版「48838」は、自分で組み立てるシャーシキットで、タイヤ幅は前後とも25mm。

一方、完成済みシャーシのARR版「48838S」は、フロント25mm、リア35mmのストラトス向けタイヤを装着し、商品説明では後輪を含むリア全幅が201mmとされています。

ここでいう201mmは、厳密には左右タイヤの中心間を測るそのものではなく、タイヤを含めた車体の幅です。

ただ、僕が欲しい見た目は、まさにこれでした。

前は細く、後ろは太い。

リアフェンダーの中に35mm幅のタイヤが収まり、後ろから見たときにどっしりと構える。

ストラトスは、その姿で走ってほしい。

スペックを調べているだけなのに、頭の中ではもう、黄色いホイールが砂を蹴っていました(笑)。

国内では、先行発売限定100セットがあった

さらに国内では、Killerbodyの「ランチア・ストラトス Gr.4」塗装済みボディとMARSシャーシ、専用ウレタンバンパーを組み合わせた特別セットが販売されていました。

品番は「MTKB-001」。

案内には、先行発売限定100セットと書かれていました。

ボディとシャーシを別々に探さなくてもいい。

専用バンパーも付いている。

少なくとも、ストラトスとMARSを組み合わせる土台としては、まさに僕が探しているものでした。

しかし、見つけた販売ページの表示は――

売り切れ。

限定100セットなら、仕方ありません。

欲しいと思ったタイミングが少し遅かった。

ラジコンでは、ときどきこういうことがあります。

昔の名車のボディは、いつでも普通に買えるとは限らない。再入荷するかもしれないし、そのまま入手しにくくなるかもしれない。

だからこそ、売り切れの表示を見ると急に欲しくなります(笑)。

「別々にそろえればいい」と思ったけれど

限定セットが買えないなら、ボディとシャーシを別々にそろえればいい。

最初は簡単に考えていました。

ところが、調べるほど確認したいことが増えてきます。

MARSなら、どの仕様でも同じなのか。

リア35mmタイヤが付くのはどれか。

カーボン製のショックタワーやマッドガードを装備したARR版なのか、自分で組み立てるKIT版なのか。

ストラトス用の小さなフロントバンパーは入っているのか。

ボディは付属するのか。

モーターやESC、サーボなどのメカ類は含まれるのか。

商品写真だけ見ると全部入りに見えても、実際にはシャーシだけということもあります。

特に海外通販では、同じページの選択肢にKIT版とARR版が並び、写真にはボディ付きの完成イメージが使われていることがあります。

ここを間違えると、届いてから、

「思っていたストラトスと違う」

となりかねません。

欲しいのは、MARSという名前のシャーシなら何でもいいわけではない。

リアがしっかり張り出した、かっこいいストラトスを作れる組み合わせです。

そしてAliExpressを探し始めた

国内の限定セットを逃し、次に探し始めたのがAliExpressでした。

検索窓へ、

Killerbody MARS 48838S

Killerbody Lancia Stratos Gr.4

MARS KR10 ARR

などと入れて探しています。

候補は出てきます。

でも、すぐには買えません。

商品名にはKIT版とARR版の両方が書かれていたり、表示価格が一番安い選択肢のものだったり、ボディが写真に写っていても付属しなかったりするからです。

送料を含めると国内価格との差が小さくなることもありますし、補修部品をどこで買うかも考えておきたい。

そうやってページを開いては閉じ、別の出品を見つけては仕様を比べています。

まだ注文には至っていません。

でも、不思議とこの時間も楽しいんですよね。

買っていないのに、もうラジコンは始まっている

以前なら、記事にするのは買ってからだと思っていました。

箱が届く。

組み立てる。

走らせる。

その感想を書く。

でも実際には、ラジコンの楽しさは箱が届く前から始まっています。

どの車を走らせたいか考える。

ボディを見つける。

シャーシとの寸法を調べる。

前後のタイヤ幅に気づく。

限定セットを見つける。

売り切れにがっかりする。

そしてAliExpressまで探しに行く。

これだけでも、もう十分に趣味の時間です。

今のところ、僕のストラトスはまだ検索結果の中にいます。

それでも、欲しい姿はかなりはっきりしてきました。

KillerbodyのGr.4ボディ。

リアをワイドに構えたMARSシャーシ。

前25mm、後ろ35mmのタイヤ。

そして、飾るだけではなく、外へ持ち出して走らせること。

かっこいいラリーカーを、ちゃんとラリーカーらしく走らせたい。

そのためのストラトスを、今も探しています。

もし無事に見つけて注文できたら、次は「AliExpressで買ってみた」という記事になるはずです。

そして箱が届いたら、組み立て編。

完成したら、いよいよ走行編。

そう考えると、買う前からすでに、ずいぶん先まで楽しませてもらっています(笑)。

使用画像の出典

アイキャッチ:リアの張り出し

記事内:ジャンプ

コメント

コメントを残す